夜のお仕事に疲れてぐったり……遊びに行って飲み過ぎちゃって……メイクを落とさずベッドへ。翌朝「やってしまった~」と、焦った経験はありませんか?そこで今回は、メイクを落とし忘れてしまったときのお肌への影響と、お肌を守るためにできる緊急措置をご紹介!しっかり落として寝るのが一番ですが、もしものときは、こんな方法でレスキューしましょう!
■化粧を落とさずに寝るとどうなる?
なんとか、自宅に辿り着いたところまでは記憶があるけど、次に気づいたのは翌朝!そんなとき、お肌はどうなっているのでしょう?
メイクをしたままのお肌には、もちろん化粧品が残っています。加えて、古い角質、皮脂腺から出た油脂といった老廃物、脂肪酸、ロウ、ステロールエステル類、汗。そのほか、砂や埃をはじめとする、汚れもそのままという状態です。
この状態を放っておくと、化粧品に含まれる油分や皮脂が酸化!活性酸素に変わり、過酸化油脂という刺激物質となってしまいます。すると、毛穴の黒ずみ、シワといった肌トラブルや老化の原因に……。ニキビや炎症、ターンオーバーの阻害などにも繋がってしまいます。
■スチーマーor入浴で汚れを浮かせて!
基本ルールは、その日のメイクはその日のうちに落すこと。でも、忘れてしまった場合には、すばやく肌が回復しやすい状態にしてあげることが大切です。
落し忘れたメイクは、水分を失って、落ちにくい状態になっています。そのため、クレンジングの前に、汚れを浮かせてあげるのがおすすめです。入浴するかスチーマーなどで、皮脂や汚れを肌から浮かせるのが◎。落としやすい状態にしてあげましょう。
■いつも以上に優しくクレンジング
肌に潤いが戻り、ホカホカになってきたら、普段のクレンジングよりも、優しく丁寧にメイクを落としていきましょう。こんな日こそ、クレンジング剤はケチらずに。毛穴は下に向かってついているので、指の腹で、上から下を意識して落としていきます。
力を入れたり、ゴシゴシしたりしないよう要注意。特に目元はデリケートです。ストレスを与えてしまった肌をいたわるように、優しく落としていきましょう。
■スキンケアも念入りに!
落した後のケアも大切。時間があれば、パックなどでじっくり保湿しましょう。ただしパックをする場合は、やりすぎても逆に乾燥してしまいます。市販品なら指示通りに。コットンを使ってパックするのであれば、2~3分程度がおすすめです。
パックのあとは、美容液をたっぷり染み込ませて、保湿クリームでしっかり潤いを閉じ込めましょう。ビタミンを中心とした、肌にかかせない栄養素を、サプリメントで補給するのもおすすめです。
もし、落し忘れたその日もメイクをしなければならないときは、少し軽めのメイクで、肌の負担を減らしましょう◎。栄養をしっかりとって、できるだけ早く眠るようにしましょう。
レスキュー法をご紹介しましたが、基本的にはメイクは落として寝るのがマスト!メイクを落とし忘れるとその分、肌ダメージが蓄積。肌の老化を早めてしまいます。仕事が忙しかったり、飲み過ぎたりした日も、メイクは落として寝る! これが一番です。