ブルーライトに注意!! 最近よく眠れない…それ携帯の見過ぎかも!?

「ブルーライト」。きっとみなさんも耳にしたことがあるはず。夜のお仕事をしていたり、夜飲みに行くことが多かったりする女性の場合、寝つきが悪いなんて言うことも多いようですが、もしかするとその寝つきの悪さ……ブルーライトが犯人かもしれません! 

 

■ブルーライトってなに?

「ブルーライト」は、パソコンのモニター、液晶テレビ、スマホなどに使用されているLEDライトのひとつ。その名の通り青色の光のことです。人の目がいろいろな色を見分けることができるのは、光の波が違うから。ブルーライトはその波長が最も長く、それに比例して強いエネルギーを持っています。

そのため、このブルーライトを長時間じっと見続けていると、いろいろな影響を受けてしまうのです。スマホやパソコンを見すぎているあなたは、要注意かもしれません。

 

■ブルーライトによる影響

ブルーライトの強いエネルギーは、目だけでなく、体全体にも影響を与えます。とはいえ、「ブルーライト=悪いもの」ではありません。

実はこのブルーライト。太陽の光にも含まれていて、体に良い影響もあります。たとえば、朝にカーテンを開けて朝日を浴びるとき、ブルーライトが体に「朝だよ~!」と教えてくれます。こうすることで、一日の活動を気持ちよくスタートすることができ、その十数時間後には「そろそろ寝る時間」と、体が睡眠の準備を始めるのです。

これをサーカディアンリズムといい、ブルーライトには規則正しい一日のサイクルを整えてくれる効果もあるのです。夜お仕事をされていたり、夜更かししたりしがちなあなたは、同じ時間に起きて、日の光を浴びるといいかもしれません。

 

■ブルーライトを夜に浴びると……

逆に、夜にこのブルーライトを浴びてしまうと、体が「太陽がまだあるのかな? まだ寝る時間じゃないのかも!」と勘違い。サーカディアンリズムを乱してしまう原因となります。

つまり、最近よく眠れないと感じていて、寝る前にスマホをいじっている方は、このブルーライトが、自然な睡眠を邪魔している可能性が高いというわけ。

ベッドに入って、ついついゲームやLINE、SNSを見てしまうという方は要注意。ちなみに、ベッドは普段「寝るためだけ」に使うものと決めているほうが、心理的にも寝つきが良くなるそう。ベッドでは寝るだけ! と意識してみませんか?

 

■ブルーライトの軽減対策はコレ!

スマホの画面を少し離してみるようにすると、その距離だけ、波長の力が弱くなります(パソコンの場合も同様)。また、グレア(まぶしい光)を軽減するフィルムをスマホに貼ったり、20分に1回は目を休ませる習慣をつけたりすることも効果的。

そのほか、目が乾燥しないように注意したり、就寝30分前はスマホを見ないようにしたり。意識すれば寝つきが良くなるかもしれません。アロマを炊く、ストレッチをしてリラックスするなど、眠りへの準備時間を取るのもおすすめです。

 

■おわりに

寝る前のスマホが、当たり前になっている方も多いはず。でも、そのスマホが原因で、よく眠れないなら、美容にも心にも悪影響が出てしまいます。ブルーライトを軽減する習慣で、熟睡を手にしましょう。下手な美容液を買うよりも、美容効果が高いかもしれません!

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