ホステスのお仕事は、お店のなかだけではありません。場合によっては、お客さまと店外デートすることも。個人的に会うかどうかは自由ですが、プライベートだからこそ得をしているホステスも多いようです。店外デートでお小遣いをもらうのはありORなし? 現役ホステスの声をまとめました!
■お小遣いよりプレゼントが大多数
「店外デートでバッグやコスメを買ってもらったことはあります。でも、お金を受け取ったことはありません」(ゆかりさん・22歳・銀座クラブ勤務)
「プレゼントはあっても、お小遣いはないですね。しいて言えばタクシー代くらい。営業活動の一環だと思って大事なお客さまのお誘いは、休日でも応えるようにしています」(優菜さん・26歳・銀座クラブ勤務)
店外デートの場合、お金よりもプレゼントを買ってもらうケースが多いご様子。お小遣いはさすがにねだりにくい……という声もありました。
店外で会うお客さまはそれだけ親しい人だと言えます。対価を求めず、損得勘定なしに店外デートするほうが、お客さまとの関係は長く続くのではないでしょうか?
■相手によってはもらう場合も
「デートしてくれたお礼だと1万円もらったことがあります。そのときは素直に受け取りました」(奈緒さん・23歳・六本木クラブ勤務)
「店外デートのときに『旅行に行くんだー』と話したら、お小遣いをくれました。お金でどうこうしようとしてくるお客さんではないので、ラッキー! と素直にもらい、ちょっと高めのお土産を買って帰りました」(葉月さん・24歳・銀座クラブ勤務)
なかには、お客さまのほうからお小遣いをくれる場合も。こんな場合は、素直にお小遣いをもらうホステスが多い傾向にあるようです。ただし、すべてのお客さまが、気前がよく粋な人とは限らないもの。最初からお小遣いを期待して店外デートするのは、控えるほうが賢明かもしれません。
■ホステスの本音は?
「お金をもらうのは抵抗感があります。その分、体とかお付き合いを求められてもいやなので…」(悠さん・24歳・銀座クラブ勤務)
「お金のためと割り切って店外デートする人も周りに多いし、お小遣いは当人同士がいいならアリだと思います」(美菜さん・27歳・銀座クラブ勤務)
お小遣いはアリと考えるホステスがいる一方で、お小遣いをもらうことに否定的なホステスも。店外デートは、お店として推奨される行為ではないことも多いですし、店外デートやお小遣いをもらった場合は秘密にしておくほうがよさそうです。
■おわりに
お小遣いをもらうこと自体は悪いことではありません。ただ、お金を稼ぎたいからと手段を選ばない営業活動は褒められたことではありませんし、トラブルの原因になることも考えられます。
なかには、「お金を受け取る=見返りがある」と期待するお客さまもいるので、現役ホステスである筆者個人的には、店外デートもお小遣いもナシ! プライベートと仕事をきっちり分けたほうが、気持ち良く働けると思います。