夜のお仕事を始めたばかりという場合、やるべきことや、覚えることがたくさんありますよね。なかでも大切なのは、指名客を掴むことです。ただし、指名客を掴むことはベテランさんでも、そう簡単なことではありません。夜のお仕事1年生が指名をいただくためには、一体なにをすればいいのでしょう?
◼︎名前を呼ぶ
人は、名前を呼ばれることで親近感を感じます。あなたが、お客様に自分の名前を覚えてもらいたいと思うのと同じように、お客様もお客様ではなく、ひとりの人間として見られたいのです。
「〇〇さん」と会話の中で名前を呼べば「名前を覚えていてくれる」という嬉しさに。できるだけ、たくさん呼んであげましょう。それだけでも、応援したい女の子に近づくことができます。
◼︎周りとは違う魅力をアピール
余程の魅力や、特徴的な部分がない限り、お客様は単なる「女の子」としてあなたのことを認識します。ただの女の子になってしまうと、マイナスにはならなくても、あなたじゃなくてもいい状況になってしまいますよね。
とくに夜のお仕事1年生は、できるだけはやく、自分だけの魅力を確立したいところ。「新人」というブランドがなくなったとき、自分の売り出し方に苦労してしまいます。
特技や趣味、出身地など周りと違う部分を強みにして、お客様の記憶に残るようにしましょう。その他大勢から抜け出すことで、指名に繋がります。
■ちょっとしたことを覚えておく
名前と一緒に、お客様と話したことも、しっかり覚えておきましょう。ペットを飼ってる、奥さんが鬼嫁など些細なことで大丈夫。むしろ話したことすら忘れてしまいそうな、些細なことがポイントです。
「そんなことまで覚えてくれてたんだ!」と次に会ったとき感じることで、お客様はあなたに大切にされていると思うように。大切にしてくれる人を応援したいのは、夜の世界に限らず、当たり前のことだと思いませんか?
◼︎売上を気にしない
ボトルを入れてもらったり、ドリンクをおねだりしたりと売上を意識した行動は、お給料にも反映されるためとても大切。しかし、新人から売上重視の接客になってしまうと、お客様はがめつさを感じ、そのまま離れていってしまう危険性も考えられます。
1年生は、売上よりも印象が大切! お店やあなたとの時間が心地良ければ、自然と売上は伸びてくるものです。売上を気にせず、目の前のお客様が喜んでもらえるように気持ちを傾ければ、きっと、指名してくれる人も増えていくことでしょう。
◼︎謙虚さを忘れない
お客様に対する態度だけではなく、お客様は、スタッフや先輩、同僚など周りに対する態度もしっかり見ています。また、人気に対して調子に乗ってしまうと、すぐに足元をすくわれてしまうことでしょう。
高価なプレゼントやシャンパンが毎日のように飛び交っても、当たり前のことだと思うのはNGです。日々当たり前になってくることにも、感謝を忘れず周りのサポートとお客様の応援があるからこそと忘れないようにしましょう。感謝を忘れない謙虚さが、「心強い味方=指名客」を得ることに繋がります。
指名客を掴むことは、お金の面でも嬉しいことですが、仕事のモチベーションアップにも繋がります。華やかなだけではない夜のお仕事。辛いことやきついこともあります。だからこそ、楽しくお仕事を続けていくためにも、ちょっとした意識で指名客を掴んでいきましょう。あなたがお仕事に慣れる、手助けになりますように!