夜のお仕事といっても、キャバクラにクラブ、ガールズバーといろんなお店があります。夜のお仕事初心者さんであれば、この違いが気になるところですよね。楽しく働くためには、違いを知ったうえで、自分に合ったお店を見つけるべき。気になるキャバクラ・クラブ・ガールズバーの違いをチェックしておきましょう。
■キャバクラの特徴! 向いてる人は?
キャバクラは、時間制でお客さまからドリンクをいただくシステム。そのため、お店によっては飲み物の種類も多く、お酒が弱い人でも働きやすいと言えます。
ただ、キャバクラは時間制・指名制というシステムなので、稼ぐにはお客さまに指名・延長してもらうための魅力が必要です。指名客をつないでいくためには、営業活動も重要。
会話が好き、営業が苦ではない、おねだり上手なタイプは、キャバクラに向いていると言えますし、活躍する素質がありそうです。
■クラブの特徴! 向いてる人は?
お客さまのテーブルについて会話を楽しむという点では、キャバクラとクラブは同じ。大きく違うのは、永久指名制であるということ。お客さまは、その日の気分で指名を変えたりすることができません。そのため、お客さまと担当ホステスは10年以上のお付き合いになることも。
時間制ではないお店が多く、基本的にはセット料金とボトル料金でお金をいただくシステムです。そのため、お客さまのボトルを空ける意識も必要。お酒が弱いとつらい部分もあるかもしれません。
また、富裕層のお客さまも多く、教養やマナーを求められます。ただ、会員制のお店がほとんどで、比較的客層がいいというメリットも。お酒が大好き、稼ぎつつも教養を身に付けたい、年齢を重ねても水商売で働きたいという人には、クラブがおすすめです。
■ガールズバーの特徴! 向いてる人は?
ガールズバーは、飲食店となるため、お客さまの隣に座ることはできません。カウンター越しに、お客さまと会話を楽しむ営業スタイル。クラブやキャバクラとくらべて料金がリーズナブルなので、若いお客さまも多いようです。ただその分、面倒なお客さまに遭遇する可能性が高いという懸念点も。
お客さまの隣に座ることに抵抗がある、気軽に働きたいという人はガールズバーが◎。賃金が安い傾向にありますが、その分負担も少なそうです。
■自分に合った働き方を見つけるコツ!
お客さまが払うお金が高いお店ほど、女の子のお給料も高くなります。ただ、お給料が高いということは、求められることも多くなりますし、ドレス代やヘアセット代など出ていくお金も必要に。自分がどのくらい稼ぎたいのかを、まずは明確にすることからはじめるといいかもしれません。
そして、お店のシステムを踏まえて、働く自分を想像していくこと。すると、「自分には無理そう」「自分の個性を活かせそう」と、自分に合った働き方・お店が見えてくるはずです。
■おわりに
奥が深い水商売。お店のシステムで、求められるものや雰囲気も大きく変わります。でも、「お客さまを楽しませる」という根本はどのお店も一緒。その気持ちを忘れず、自分に合った働き方ができるお店を、見つけてみてください!