仕事辞めたい病なう……! 精神科医が贈る対処法メモ

夜のお仕事って、仕事に入りだすとどんどん忙しくなって、昼と夜が逆になったりしてしんどい……。その気持ちよ~くわかります。でも、やめるというのは最後の選択にして、いったん立ち止まってみましょう。

しんどい状況では、どうしても選択肢が狭まってしまいますから、やめなくてももっといい方法があるのに衝動的に「やめる!」となってしまいがち。いま、仕事をやめずにしんどさをどうにかする方法を一緒に考えてみませんか?

 

■なぜしんどいか考える

しんどいのには何か原因があるはずで、原因がわかればちょっとはすっきりします。時間のあるときに紙に書きだしてみるのもいい方法ですし、友達に愚痴るのもいい方法。どちらの方法も、自分を客観的にみるためにはとても大事なことです。それぞれについて解決できる方法があれば、それをすればいいし。解決できなさそうならいい意味で「諦める」ことも必要。

解決できなくても、いま一生懸命頑張っているのだということを再認識できるきっかけになるはず。それが、ありのままの自分を認めてあげることにつながるのです。

 

■休んでみる

しんどくなると、だんだんマイナス思考になっていきます。イライラしたり落ち込んだり、放っておくとそれはどんどん悪化していく一方。もしかすると、あなたもうつ状態になる直前かもしれません。

そんなとき有効なのが休むということ。思い切って休みをとって、だらだら体と心を休めてみましょう。休むのに一番いい方法は「何もしないことをする」ことです。それが、あなたにいま一番必要な作業なのかもしれません。そのうち徐々に回復してきて「また復帰してみようかな!」という気分になってくるかもしれません。

 

■趣味に走る

嫌なことはやらない! と決めた日を作ってみるのもよい方法です。多かれ少なかれ、普段は我慢して生活しているはず。SNSだって、友達と会うのだって、ストレスの原因になっていることは確かなのです。思いっきり自己中になって、自分のしたいこと(趣味)に打ち込みましょう。ストレス発散にもなりますし、したいことをできているという実感が、自分の心と体をコントロールする自信にもつながり、メンタルも安定するはず!

 

■おわりに

最後に一言、おまけのアドバイスです。たくさんのしんどさにさらされているあなたは「やらなきゃいけない病」にかかっているかも。そんななかで仕事は自分を縛る鎖の象徴に見えているのではないでしょうか。だから、その鎖をいつでも外せるという自信をつけることが、解決への第一歩になるはずです。

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