ガールズバーで働く前にチェック! 経験者が教えるお仕事内容

夜のお仕事といってもクラブやキャバクラ、ガールズバーなど業態はさまざま。なかでも気軽に始められそうな印象のガールズバーですが、実際のところ、どんなお仕事なのでしょうか? ガールズバーで働く前に知っておきたいお仕事内容や、メリットデメリットをチェックして、自分に合ったナイトワークを始めましょう!

 

■カウンターごしに会話

ガールズバーとクラブやキャバクラの大きな違いは、カウンターごしにお客様とお話をするという点。夜のお店を営業する場合は「風俗営業1号許可」もしくは「深夜酒類提供飲食店」という許可が必要。

前者は接待可能なのですが、後者は接待不可。接待行為が不可なのでお客様の隣に座ることはできません。大抵のガールズバーは「深夜酒類提供飲食店」の許可で営業していますから、あくまでも「バーテンダーの女の子にお酒を提供してもらう」という建前があります。

一方、キャバクラやクラブは風俗営業許可をとっているので、隣に座って接客してもOK。

指名も厳密に言えば、接待行為にあたるので、基本的にガールズバーに指名制度はありません。(とはいっても、実際のところ指名制度でインセンティブがもらえるお店は多いようですが……)つまり、カウンターごしにお酒を作って、会話を楽しむことがガールズバーの主な仕事。おしゃべり必須の「バーテンダー」と考えるとわかりやすいかもしれません。

 

■お酒の提供&ドリンクのおねだり

基本的には、指名料がない代わりに、ドリンク代のバックがあるお店がほとんど。あくまでもバーテンダーですから、お客様の飲みたいお酒を作って提供するのは当然のお仕事。そのうえで、会話を弾ませて「私も1杯ごちそうになってもいいですか?」とドリンクをおねだりします。

ドリンクのおねだりは、お店にとっても女の子にとってもメリットあることですから、大事なお仕事のひとつ。お店の方針に応じて、ドリンクをおねだりしていきましょう。

 

■基本的に同伴&アフターはなし

基本的に法令遵守のガールズバーは、接待行為がNGですから同伴、アフターはありません。もしアフターがあったとしても、お店的には個人間で判断してくださいといったスタンスです。

ただ、実際のところは同伴制度があり、同伴料をとっているお店も多いもの。もし、気楽に働きたいのであれば、同伴やアフター制度がないお店かノルマがないお店を選びましょう。

 

■ガールズバーで働くメリット

男性の隣に座って接客することに抵抗がある、同伴やアフターをしたくないという人にとってガールズバーはトライしやすい夜のお仕事です。他の業態とくらべるとお触りも少ないのもメリットのひとつ。

また、お酒が弱い人も、ガールズバーは自分でお酒を作るので、ある程度お酒の濃さを調整できますし、アルコールに見せかけてジュースを飲むことも可能です。ママがいないので同年代で和気あいあいとした雰囲気のお店が多いのも、メリットと言えるでしょう。

 

■ガールズバーで働くデメリット

気楽に働けるガールズバーですが、礼儀作法にゆるい傾向が。水商売でがっつり働いていきたい、接客や作法を磨きたいという人には物足りない仕事ですし、得られるものは少ないかもしれません。

また、クラブやキャバクラとくらべて敷居が低いお店が多いため、客層が悪い場合も。カウンターごしに会話するだけといっても、お客様によっては会話に疲れ、しんどい思いをする場合もあるようです。

クラブやキャバクラとくらべるとお給料の相場が少し低めなので、がっつり稼ぎたい人にも物足りないお仕事かもしれません。

 

■おわりに

ガールズバーは、お店によっても全然待遇や方針が違うので、きちんと事前にお店とやり取りをしておくことが大切です。まずは、ちゃんと法令遵守のお店かどうかチェック。一概には言えませんが、ガールズバーなのに横に座る、同伴やアフター制度があるお店は「法令を守っていない=いい加減な管理者のお店」とも言えます。

店選びさえ間違わなければ、本来ガールズバーは気軽に働けて楽しいバイトです。これから始める方は、しっかり選んで、素敵なお店を見つけてくださいね。

Tags #, #

RANKING