同伴してくれるお客さんがいるのは人気の証。でも、あまりに同伴が多いと、どんなに若くても、胃もたれが辛いことも……。断るわけにもいかないし、どうしたらいいの? 今回は医師である筆者が、お客さんと同伴を楽しみながらも、あなたの胃を守る方法をピックアップしてみました。
■おつまみを食べながら飲む
アルコールが直接胃に触れてしまうと、胃の粘膜が荒れて胃炎を起こしやすくなってしまうもの。まずなにか食べ物を胃に入れてからお酒を飲むと、それを防ぐことができます。
■飲む量を控える
いくら気を付けていても、夜職ではどうしても飲む量が多くなりますよね。一緒にいて楽しいお客さんが相手だったとしても、同伴では少しお酒を控えるようにしましょう。その代わり、お店で飲ませてもらえば自分にバックもついて◎。
飲ませてくるタイプのお客さんには「いまは、おなかすいてるから、食べてからたくさん飲んでいい?」とかわいく断れば、理解を得やすいはずです。
■おつまみの種類に注意
お酒を提供する飲食店では、油ものやチーズなど、胃もたれしやすいものがメニューに含まれていることが多いもの。こうしたものは出来るだけ避けておきましょう。もし食べるのであれば、お刺身や野菜をメインにしておくとよいと思われます。
■胃薬を常備!
もしこうした対策をしても、もたれてしまったものは仕方がありません。いつでも飲めるように胃薬を鞄に忍ばせておくのもひとつの方法です。
■同伴の場所を選ぶ
奇抜かもしれませんが、お客さんのなかには女性とのデート感覚を楽しめるならお酒を飲む必要はないと考える人もいます。たとえば、カフェなどを同伴の場所として提案するのはいかがでしょう?
カフェなら軽食も食べられますし、男性も出費が抑えられるので、悪い話ではないかもしれません。太客であれば、たまにはこういう変わった同伴プランを提案してみるのもアリかも!? あなたのプライベートを覗き見している気分になって、案外男性側をドキドキさせられるかもしれません。
■おわりに
同伴が多くて体を壊して仕事ができなくなるなんて、本末転倒ですよね。それを避けるには、まずは自分の体を守ることが重要です。ちょっと気を付けるだけで、同伴の負担はぐっと減るのですから。
なお、同伴が立て込んでいるときは、一緒にいてしんどいお客さんとの同伴を断ることを考えるのもひとつ。ストレスでも胃が荒れて、胃もたれが起きてしまうかもしれませんからね!