新米ホステスにとって、メイクは大きな課題。「頑張ってるつもりなのに、どこか物足りない……」そう感じる人は、普段メイクのままお仕事しているからかも!? そこで今回は、現役ホステスが実践している、お店で映えるメイクのワンポイントテクをまとめました。
■高い保湿力の下地で乾燥知らず
「お店は空調で乾燥しやすいので、ベースメイクの下地はとにかく保湿力があるものを選んでいます。乾燥した肌だと、それだけで疲れて見えたり、老けて見えたりするので、しっとり潤いのある肌に仕上げられるよう意識しています」(銀座クラブ勤務・30歳・碧さん)
日中はUV効果やテカリ防止の下地を選びがちですが、夜のお仕事では、保湿力を重視して下地を選ぶと、キレイな肌に仕上がります。肌がきれいなだけで美人度もアップ。垢抜けて見せたい人は、まずはベースメイクを重視してみるといいかもしれません。
■あえてチークをしない
「お酒を飲むと顔が赤くなりやすいので、仕事のときは敢えてチークはしません。赤らんだ顔は可愛く見えますが、いき過ぎると酔っぱらってだらしなく見えるので、合間合間に顔色をチェックするようにしています」(銀座クラブ勤務・28歳・ゆかりさん)
お酒で顔が赤くなりやすい人は、チークをあえてしないという選択も。自身の体質を考えて引き算メイクを覚えることも、メイクの出来栄えを大きく左右します。逆に、顔色が悪いときはチークで血色感をプラスしましょう。
■リップペンシルで色っぽ唇に
「口紅やグロスにこだわるのも大事ですが、私は、リップペンシルがマストアイテム。唇が薄いのがコンプレックスなので、ペンシルで自分の唇よりもやや大きく輪郭をとってからリップメイクするようにしています。ぽってりとした唇になるし、色落ちしにくくなるのでおすすめですよ」(六本木クラブ勤務・25歳・友華さん)
リップペンシルは、筆者もおすすめしたいアイテム。普段のメイクよりもしっかり唇の輪郭をとってメイクするだけでも、色気のある雰囲気になります。お仕事中は、濃いめのカラーに挑戦すると、普段メイクと差をつけられるはずです。
■暗い照明でメイクチェック
「一通りメイクが終わったら、わざと照明を暗くしてメイクチェックしています。キレイにメイクしたつもりでも、お店の照明では映えないことも……。お店の照明の明るさに合わせてメイクをチェックすると、ちょうどいいメイクの濃さに仕上がります」(銀座クラブ勤務・27歳・葵さん)
お店によっては照明のせいで、メイクが地味に見えてしまうことも。一番キレイに見せたい明るさに合わせてメイクすれば、地味見えを回避できます。ただし、暗いところでメイクするのと、汚くなったり濃くなり過ぎたりするので、明るい照明でメイクした後で、チェックしましょう。
■おわりに
最近では、ナチュラルメイクが人気ですが、夜のお仕事ではナチュラルメイクによって、地味な印象になることも。今回ご紹介したポイントを意識すれば、より素敵な表情が生まれるはず! メイクで華やかさをプラスして、魅力アップしていきましょう。