ホステスである筆者はよく「夜のお仕事について、いろいろ聞きたい!」と相談されます。なかでもよく質問されるのが、夜のお仕事のメリットとデメリット。そこで今回は、夜のお仕事をやってよかったこと・悪かったことをまとめました。筆者の経験を交えながら、よりリアルにお届けできればと思います!
■よかったこと
・お金に余裕ができた
まず、なによりもよかったことは、お金に余裕ができたこと。職業によっても異なると思いますが、筆者の場合、OLをしていたころよりも収入が確実に増えました。お金がない……と諦めていた旅行や買い物ができるようになったことも、嬉しかったですが、なにより心に余裕が生まれました。
・美味しいものが食べられる
夜のお仕事は、同伴やアフターなど、食事に連れていってもらうことも多いもの。当然、お店は自分では行けない高級店ばかりです。美味しいものが食べられる機会は、自分の経験値を増やすことにもつながるはずです。
・キレイになったと褒められた
ホステスである以上、魅力的な女性に見えるように努力が必要です。外見が評価を左右する世界ですし、周りの女性に刺激をもらうことで、確実に美意識が高まります。
その結果、「キレイになった?」「垢抜けたね」と褒められるように。筆者だけではなく、働くなかで、どんどんキレイになっていく女性も多いと思われます。
・男性への接し方が上手に
男性と接するお仕事なので、男心が理解できるようになり、男性ってこんな生き物なんだと勉強になることもたくさん。筆者は、夜の仕事を始めてから、確実に男性の扱いが上手になったと実感しています。
いろんな男性を見て知る機会がたくさんあるので、男性を見極める力も身に付き、恋愛も以前より、うまくいくようになりました。
■悪かったこと
・生活が乱れて体調不良に
深夜まで働くことになるので、生活リズムが狂ってしまうのは避けられません。不規則な生活が続いた結果、風邪をひきやすくなった、疲れがとれない……といった体調不良を感じることも。筆者の場合は、自分に合った生活リズムを見つけ、食べ物にも気を付けることで、体調を保てるよう意識しています。
・体重増加
同伴やアフターの機会が増えることは、評価や給料アップのチャンス。でもその反面、体重増加の心配も。同伴やアフターが続くなかで油断すると、太ってしまう可能性が高いのです。筆者は、いままさにこの状態……(苦笑)。ダイエットに励んでいます。
・偏見や誤解を受けることも
「夜のお仕事=いかがわしい」と考える方はまだまだ多いですし、筆者の仕事を知ったとたん、態度が変わった友人も。筆者の場合は幸い、理解のある家族やパートナーに恵まれ、偏見で悩むことはあまりありません。でも周りには、偏見や誤解で落ち込んでしまったり、彼氏との関係がうまくいかなくなったり……という方も。大小あれど、これは仕方のないことなのかもしれません。
■おわりに
どんな仕事にも、よい面と悪い面があります。夜のお仕事だって同じこと。ちゃんと悪い面を知ったうえで始めれば、しっかり稼げる楽しいお仕事です。これから夜のお仕事に挑戦するのであれば、自分自身を高める素敵なお仕事となるよう、しっかり下調べしたうえで、始めてみて! きっと、いまとは違った世界が見られるはずです。