どんな仕事も採用前に面接がありますよね。面接は採用されるために良い印象を残すことも大事ですが、同時にブラックな職場ではないか判断する機会でもあります。面接を適当に済ませてしまうと、こんなはずじゃなかった……と後悔することになるかも。楽しく働くためにも、面接時に聞いておきたい質問を知っておきましょう!
■ノルマはある?ノルマの内容は?
夜の仕事のなかで、ストレスの原因になりやすいノルマ。給与が高い分ノルマがあるのは仕方ありませんし、ノルマがないお店=いいお店とは一概に言えません。
でも、掛け持ちや夜のお仕事初心者は、ノルマがない方が気楽です。また、実現不可能なノルマがあるお店は避けておいた方がいいでしょう。ノルマを達成するため過剰な営業になり、疲れてしまう可能性大です。
とは言っても最初はノルマの基準がわからないもの。いつからノルマが発生するのか、どれだけの人がノルマを達成しているのか聞いておくといいでしょう。また、ノルマの内容を控えておいて、後で経験者に意見をもらうのも◎。
■給料日と引かれるものは絶対チェック
いつ締め日でいつお給料がもらえるのかも絶対チェックしておきたいところ。これは、締め日や給料日がいつになるかが問題というよりも、すぐに答えられるかどうかが重要です。大事なお金のことに対して、不明確さや把握不足を見せるお店は、ルーズなお店の可能性あり。
また、お店によっては、源泉徴収の他にヘアセット代、厚生費などが引かれることも。社員旅行なんて一度もないのに、旅行費が引かれるなんてお店もありました。給料明細を見てびっくりするなんてことがないよう、前もって税金以外に引かれるものがあるのか、それは納得できる費用なのかチェックしておきましょう。
■罰金があるかも重要
遅刻や当日欠勤した場合、罰金があるお店もあります。本来罰金はNGですが、罰金制度があるお店は夜の世界ではまだまだ多いです。
でも、インフルエンザでも罰金になった、感染症なのに出勤を強制されたなんてお店を耳にしたこともあります。さすがにこれはひどいですよね。罰金がある場合は、どんなときに発生するのか、常識的に理解できる基準なのかを予め質問しておくべきです。
■終電OK? 送り代は出る?
たくさん稼ぐ人ならあまり気にならないかもしれませんが、お小遣い稼ぎで夜の仕事を始める人には、タクシー代は死活問題。頑張って働いても、交通費でお給料の大半が消えてしまっては意味がありませんよね。また、本業がある人は翌朝に備えて終電で上がりたいものです。
無理なく働くためにも終電に間に合うように上がらせてもらえるのか、終電を逃した場合タクシー代は出るのか、送りがあるのかは確認しておきましょう。
■見落としがちなヘアセットも確認
ヘアセット強制なお店も多いです。ヘアセットはモチベーションが上がる反面、時間が必要、費用がかかるというデメリットも。とくにダブルワーカーの人は、ヘアセット強制だと美容院に寄る時間を確保しなければならず、結構大変です。
ヘアセット代も毎日払うと大きな金額に。ついつい忘れがちなヘアセットについても質問しておきましょう。お店によってはドレスコードやNGな髪型もあるので、前もってわかると安心ですね。
■おわりに
面接をする際、「質問はとくにありません」と答えてしまう人は本当に多いです。でも、楽しく働くためにもお店の環境を知る姿勢は大事。質問をしたからといって採用に不利になることはありません。むしろ、質問は意欲の表れ。質問上手な面接で、素敵なお店を見つけていきましょう!