キャバ嬢・ホステス向け! 現役医師が教える感染症予防法

体調を崩しやすい冬。免疫力が下がると、余計に感染症をもらいやすくなります。夜に出勤する仕事であればなおさらのこと。体も冷えがちですし、いろんな人と会うため、感染症になるリスクも高いですよね。とはいえ、出勤が減れば、そのぶんお給料が減るという方も多い夜のお仕事のみなさま。体を壊して欠勤なんてことは避けたいもの。そこで今回は、夜のお姉さまがた向けに感染症予防法をまとめました!

 

■加湿

冬は乾燥しやすい時期。のどや鼻が乾燥すると、ウィルスや菌が体の中なかに入りやすくなってしまいます。予防には、外出時にマスクをしたり、家では加湿器を使ったりするのがおすすめ。みなさん驚かれますが、マスクには、病原菌が入ってこないようにする効果はありません。しかし、のどや鼻の乾燥を防ぐ意味では◎。とても重要な感染症対策となります。

 

■手あらい・うがい

夜の仕事をしていると、お客さんに手をつながれたりすることもあるはず。外でその人がどんな菌をもらってきているかわかりません。こまめに手を洗いましょう。

おしぼりで手を拭くのも悪くありませんが、使いかけのおしぼりはNG。そこについている菌が手についてしまうかも……。新しいものを使うようにしましょう。手を洗うときはハンドクリームで保湿して、手荒れを防ぐのもお忘れなく!

 

■体を温める

体温が下がると、免疫力が落ちることをご存知ですか? お風呂にゆっくり浸かったり、温かい服装をしたり、体をあたためる工夫をしましょう。もし湯船でのぼせてしまうようなら、足湯をしてみるのもおすすめです。

 

■飲みすぎない

飲みすぎて吐いてしまうと、のどの粘膜が荒れて、菌が侵入しやすくなります。また、無理に手を突っ込んで吐かなければならない場合には、手についた菌がダイレクトに当たるためそういった意味でも危険です。また、吐く場所がトイレであることもしばしば。トイレにはどんな菌がいるかわかりません。できるだけ吐かなくていいようき気を付けておきましょう。

 

■無理しない

疲れがたまることでも、免疫力が落ちて感染症にかかりやすくなります。まだ大丈夫! と思っても、少し疲れを感じたら積極的に休息を。一時だけ無理をしたとしても、体調が悪くなってしまうと余計に周りに迷惑がかかり、回復までにも時間がかかるので、早め早めに休息をとるようにしておきましょう。

 

■おわりに

ただでさえ大変なお仕事なのに、感染症で体まで弱ったら大変! 出勤できないなんてことになったら怒られるかもしれないし、収入も減ってしまうかもしれません。元気なままで厳しい冬を越えられるよう、できる工夫からはじめていきましょう。

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