キレイな肌は、美しさの基本。でも、不規則な生活が続くと、肌の調子を整えるのも一苦労ですよね。そんなときの心強い味方ともいえる基礎化粧品。化粧水や保湿クリームなど、毎日のお手入れが大切。正しい使い方ができているかチェックしてみてください。使い方ひとつで、ぐんと違いを実感できるかもしれません。
■洗顔は優しくサッと
まずは洗顔から。よく言われていることですが、しっかり洗おうとして、ゴシゴシするのは絶対にNG。とくに、クレンジングした後の肌はとてもデリケート。優しく素早く洗っていきましょう。
まずは、ぬるま湯でよくすすいでから、洗顔料をしっかり泡立てます。TゾーンやUゾーンを中心に、泡でマッサージするように。
念入りに洗うのではなく、すばやく優しくサッと洗って、洗顔料が残らないよう、しっかりすすいでください。とくに、髪の毛の生え際などは泡が洗い残りやすいので、ここのチェックもお忘れなく!
■化粧水はたっぷり優しく
洗顔の定番「化粧水」。化粧水の役割は、お肌の保湿成分をその場で補うこと。化粧水のあとにつける基礎化粧品の成分を肌になじませる準備にもなります。
ポイントは、量をケチらないこと。予算に限りがある場合は、高い化粧水を少しずつ使うより、お手頃価格の化粧水をたっぷり使うのが◎。できればコットンをつかって、コットンの裏までしみこむくらいの量を使いましょう。手に取る場合は、500円玉くらいの大きさの量が目安です。
また、手でたたく方もいらっしゃるようですが、これもNG。コットンの水分を肌に含ませるように、優しく押し当てましょう。手で付ける場合は、両手に化粧水をつけて、顔の中心から円を描くように伸ばしていきます。そして最後に手で顔を包み込むようにして、優しく押し込んでいきましょう。
■保湿クリームで潤いをキープ
化粧水後は、美容液や乳液、保湿クリームの出番です。美容液は「保湿」や「美白」などに特化してるもので、とくに改善したいポイントが無い方は使わなくても大丈夫です。
保湿クリームの目安は、パール1個分くらい。乳液の場合は100円玉くらいの大きさを手に取ります。多すぎると、ベタつきの原因になるので自身の油分を見ながらちょうどいい量を探してみてください。
手に取ったら、頬から丁寧に、薄くのばしていきましょう。目の周りなど、乾燥しやすいところは多めにぬると効果的。目元の小ジワなどが気になる方は、目元専用のクリームを活用してみてくださいね。
■お風呂に入ったら浴室で保湿が◎
とにかく乾燥は美肌の天敵です。乾燥してカサカサしてしまう場合もありますし、余計な皮脂が出ていつもベタベタなんてことにも…。
お風呂のあとは水分が少なくなっているので、湿度の高い浴室内で、すぐに基礎化粧品でケアをするのが◎。また、お風呂の前後には、コップ1杯程度の水分を摂って体内からも水分補給をしておきましょう。
■おわりに
基礎化粧品には、たくさんの種類があります。そのため、自分にあったものを見つけることも大切。メイクをしたまま寝てしまうなんてことは絶対に避けて、朝晩しっかりケアすること! 1日1日の積み重ねが、年齢や環境に負けない美肌を作るのです。