冷えは女性の大敵。それでも、寒い冬は体が冷えがちであるうえ、空腹でいるとエネルギーが足りなくなり、熱を作りにくい状態になってしまいます。効果的に体を温めるには、なにを摂るのが正解!? 今回は、忙しい女性たちに向けて、コンビニの食べ物&飲み物のなかから、効率のいいものをピックアップしました!
■おでん
コンビニ入ると、まず目につく位置にある「おでん」。もちろん、アツアツの食べ物なので、体は温まりますよね。それだけでなく、おでんの具材に含まれる栄養素も、体を温めてくれるのに一役買ってくれます。
たとえば、おでんのメインである練り物には、たんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は、筋肉をはじめ、体を作るのに必須の栄養素です。普段からたんぱく質不足の方は、余計に冷えやすい体になっている可能性があるので、日ごろから意識して摂るようにしておきましょう。また、昆布や大根など食物繊維が含まれている食材は、腸の調子を整えてくれるので、こちらも冷え対策になります。
■ココア・紅茶
寒い日に飲むココアも、本当においしく感じられますね。ココアの主な材料であるカカオは、血流を良くしてくれる効果があります。即効性もあり、飲んでしばらくすると、体温が上昇。温まった体温が長持ちするのも、ココアの嬉しいポイントです。
また、紅茶も身体を温めてくれるのに最適です。すぐに体が温かくなりやすいのはココアのですが、発酵させて作っている紅茶は、数十分後のポカポカ度がココアより上だそう。体を温めてくれる生姜を使ったジンジャーティーなどは、まさに寒い日のための飲み物と言えるかもしれません。
■味噌汁・豚汁
カップで売っているお味噌汁シリーズや、豚汁なども◎。温かいお味噌汁はもちろんのこと、根菜には体を温める効果があります。ラーメンや春雨スープなどよりも、根菜の入ったお味噌汁のほうが、体を温める点では優れています。
■甘酒
甘酒は、温かい飲み物と言うだけでなく、美容にもいいという点でも注目されていますよね。寒い日のコンビニで見つけたら、ぜひ甘酒を買ってみましょう。甘いので、エネルギーに代わりやすいですし、とろッとしているので、冷めにくいという点でも◎です。
■小麦粉・白砂糖には要注意!
「温かい食べ物=体が温まる」というイメージを持っている方も多いと思いますが、そう単純な話ではないのだとか。寒い日に体を温めたいなら、食材に注意する必要があります。たとえば、小麦粉や白砂糖といった食材は、体を温めるのには向いていませんし、トマトやキュウリなど、夏の野菜は温めた状態でも、逆に体が冷えると言われています。
パンよりもおにぎり、洋菓子より和菓子を選んで! 温かいところで育つコーヒーも、体を温めるのには向いていないので要注意。また、体を温めるという観点で見ると、飲み物を甘くしたいときは、白砂糖より黒砂糖がベターです。
■おわりに
食材には、体を温める効果のあるものと、冷やす効果のあるものがあります。温かいものを選ぶのはもちろんのこと、食材も賢く選んで、冷えにくい体で、美しく健康に過ごせるといいですね。