夜のお仕事を始めたい……でも、見た目に自信がない……そんな人も多いのではないでしょうか。女性の魅力を武器にするお仕事ですから、見た目の美しさが大事なのは事実。でも、実際には、あなたの想像以上にさまざまな容姿の方が働いていらっしゃるもの。そこで今回は容姿にコンプレックスがある方に、お仕事での経験談を聞いてきました!
■容姿よりも実は愛嬌が大事
「自分がちょいブスというのはわかっていたので、とにかく笑顔で明るく接客するように心がけました。結構『親しみやすい』『水商売ぽくないのがいい』と褒めてくれるお客さまも多いですよ」(銀座クラブ勤務・25歳・優さん)
「美人というわけではなくても、愛嬌抜群で売れっ子の子はたくさんいます。どんなに美人でも、気取っていたり会話下手だったりする子がウケるのは最初だけ。お客さんが離れていくことが多いかなって。私も容姿には自信がありませんが、トーク術を磨いて愛嬌でカバーすることで頑張っています」(新宿キャバクラ勤務・23歳・夏織さん)
やはり性格が良くて会話が楽しいほうが、お客さまは嬉しいもの。お客さまにかわいがってもらうには、見た目の魅力より内面の美しさが重要と言えそうです。自信をなくしてしまうよりも、笑顔に磨きをかけて、自分らしい魅力に自信を持てば、愛嬌美人として活躍できるもの。「売上=容姿」と思っているならそれは間違いです。
■ドレスや髪型でかわいいは作れる!
「見た目は、ドレスやヘアメイクでごまかしています(笑)。お客さまは全体的な雰囲気も見ているもの。洗練された雰囲気のドレスを選ぶとあか抜けて見えることに気付いたので、シンプルだけど上品なドレスを選ぶようにしています。髪型もあまり盛らず上品にまとめるのが私のルール。女子高時代は、クラスで真ん中以下だと思っていましてが、最近では、外見を褒められることも増えました」(銀座クラブ勤務・28歳・雅さん)
「顔はかわいいのに、ダサくて魅力半減の残念な人っていますよね。お店でも、美人なのにドレスがダサくて残念な人は結構いますよ(笑)。ドレスや髪型を研究して自分に合うものを選べば、かわいいは絶対に作れます」(六本木クラブ勤務・24歳・芽依さん)
服装や髪型は魅力を大きく左右するもの。外見が地味でも、ドレスや髪型で最大限に自分を美しく見せることができるのです。普段とは違うおしゃれができる場だからこそ、ドレスアップを楽しむことも大事。夜のお仕事では、元々の魅力よりも、自分をどう魅力的に見せるかのほうが、大きな要素を占めるのです。
■心ない言葉に傷ついたことも
「『かわいくないよね』とか『ブス』とか、傷つくことを言ってくる人もいます。容姿が良くないのは自分でもわかってるのに……。やっぱり見た目のかわいさで態度が大きく変えられると、落ち込みますね」(新宿キャバクラ勤務・21歳・愛さん)
「なかには体型や顔のことをいじってくる人も。笑って受け流していますが、正直イラっとするし、やっぱりブスなんだなって落ち込みます。でも、こんな私でもかわいいと応援してくれるお客さまもいますから、気にしないように心がけています」(銀座クラブ勤務・30歳・美雪さん)
残念ながら、お客さまの心ない言葉に傷ついた女性も多いもの。しかし、嫌なお客さまばかりではありません。アドバイスを真摯に受け止める姿勢は大事ですが、夜のお仕事には、嫌なお客さまの言葉をスルーするメンタルの強さも必要です。どんなに美人でも、けなされることがある世界。割り切るモチベーションが仕事を楽しくするコツです。
■おわりに
傷つくこともあるかもしれませんが、筆者自身、夜のお仕事で活躍するには、見た目の問題はそれほど重要なものではないと実感しています。ただ、自分を最大限に魅力的に見せる努力は必要。夜のお仕事を始めて驚くほどきれいになる人もいます。愛嬌と努力で、美人に負けない魅力を発揮していきましょう!