ご自身の手をじっくり見てみてください。どんなふうに見えますか? 夜のお仕事をしていたり、夜型の生活だったりすると、肌にもストレスがたまりやすいかもしれません。いつだって見える手だからこそ、きちんとケアしておきたいもの。そこで今回は、夜のお姉さま達が実践しているケア方法を伺ってきました!
■家事には手袋が必須(昼:携帯電話ショップ勤務・夜:新宿勤務・28歳・華恵さん)
数年前から、手や指のシワやハリのなさが気になってきました。もちろん、乾燥する季節はハンドクリームを欠かしませんが、それでも気になるもの……。なので、以前は素手で行っていた家事を、すべて手袋をつけてするように。
なかでも、1番気をつけているのが水仕事です。水で塗れると、肌の必要な油分が流されたり、気化熱で冷えたり、なにかと刺激になるそうで。特に、洗剤には絶対に素手で触れないようにしています。
洗い物はもちろん、掃除機をかけたり、洗濯や拭き掃除をしたりするときも、ゴム手袋やビニール手袋、薄手の軍手などを使い分け。お料理のときも、野菜を洗ったりするので、手袋をしていると安心です。このほか、車を運転するときも、手袋をして紫外線を防いでいます。
■時間を決めてハンドクリーム&マッサージ(昼:医療事務・夜:六本木勤務・31歳・涼子さん)
忙しいと、ついうっかり忘れたり、サボったり。以前は、気がつけば何日もケアを怠っていたんです。そこで、携帯のアラームをセットして、毎日同じ時間にハンドクリームを塗ることに。こうしておけば、忙しい日でもうっかりということがありませんし、大切にする意識も忘れません。アラームが鳴ることで、手に余計なダメージを与えないようにする助けになりますしね。
時間があるときには、ハンドクリームを塗る前に化粧水を。ハンドクリームだけで使うよりも、しっとりするのでおすすめです。
もう少し時間があるときには、腕から指先へ向けてマッサージ。血行が悪くなると、手や指に栄養がいかず、状態が悪くなってしまうと聞いて~実践しています。手全体にハンドクリームを馴染ませて、腕を絞るように肘から手首に向けてマッサージしたら、手のひら全体を片方の親指で軽く押して、その後、指先までをマッサージ。深呼吸しながら、好きな香りのハンドクリームを使えば、リフレッシュしたいときにもピッタリです。
■水分補給・ビタミン・保湿(昼:コールセンター勤務・夜:渋谷勤務・26歳・千恵さん)
手も結局は、ほかの場所と同じ。保湿をしっかりとして、ビタミンなどの栄養素をしっかり摂っておくことが大切だと思っています。なんだか肌の調子がイマイチ……と思うときは、たいてい栄養バランスが悪かったりするので。
また、冬場は寒いので、ついお風呂の温度を上げてしまいがちですが、42℃以上にならないように注意しています。熱すぎると、水分が失われてしまい、よくないんだとか。
それから、お風呂に入る前と上がったあと。就寝前と起床後に、コップ1杯のお水(冬場は白湯も)を飲むようにしています。ハンドクリームを塗ることも欠かせませんが、身体のなかから、水分や栄養が不足しないよう気をつけています。
忙しかったり、面倒に思ったりしてしまうと、ついつい手のケアが疎かになりがち。ちょっとした油断の積み重ねが、手の老化を招いてしまうかもしれません。夜遅くまで忙しい日でも、できる限りのケアをして、年齢より若く見える手を意識してみませんか?