和食の定番「お味噌汁」。昼夜働いて大忙しというあなたも、お味噌汁くらいならチャレンジできそうですよね。実はこのお味噌汁、定番具材以外にもおいしくいただける食材がいっぱい! 大豆はもちろんのこと、野菜も食べられて身体も温まるので、今年の冬は、定番食材以外とも組み合わせてみては!?
■トマト
トマトというと、1番に思いつくのはサラダかもしれません。酸味があり、水分も多いですから、本当に合うの? と思ってしまうかもしれませんが、これが意外と合うんです。
ここにタマネギやたまごを入れても、スープ風になって◎。おいしく作るポイントは、トマトを、味噌を入れる直前に入れること。トマトを加熱すると、その分水分が出てしまうので、グツグツしないよう、温める程度にしていただきましょう。
トマトには、脂肪肝や脂質代謝を向上させる成分が含まれているので、ダイエット中のお食事としても◎です。
■アボカド
定番のサラダやサンドイッチ、ハンバーガーなど、いろいろな料理で目にするようになった「アボガド」。実は、このアボガドもお味噌汁に合うんです。
ジャガイモやタマネギ、キノコをお味噌汁に入れる感じで作ってみて! 食感はホクホク、トロトロしていて、里芋に似たような食感に仕上がります。
アボカドには、コレステロールを減少させる働きがあり、ビタミンやミネラルも豊富。美容のためにも、ぜひ取り入れてみてください。
■マッシュルーム
スープやシチューなどの定番「マッシュルーム」。和のスープ味噌汁にも合うんです。白いマッシュルームと、茶色のブラウンマッシュルームを一緒に入れれば、彩もよくなりますよ。
しめじやなめこなど、他のきのこをお味噌汁に入れるときと同じように煮て、お味噌を入れる作り方でOK。マッシュルームを薄くスライスして、弱火で煮込むと、マッシュルームからもいいおダシが出ますよ。ネギや豆腐など、おなじみのお味噌汁の具材と合わせてみましょう。
キノコ類は食物繊維が豊富で、ビタミンDやビタミンBがたっぷり。腸内環境を整えてくれるので、ダイエット中にもおすすめです。
■セロリ
こちらもサラダが定番ですが、お味噌汁の具材として活躍してくれます。お揚げや、もやしなどと一緒にどうぞ!
あまり煮ず。シャキシャキ感を残すのが、おいしくいただくコツ。強火で沸騰させ、そのまま軽く火を通して、味噌を入れましょう。セロリには苦味や独特の匂いがありますが、火を通すとこれが軽減され、食べやすくなります。
低カロリーで食物繊維もたっぷり。むくみの解消に役立つカリウムや、ビタミンB1、B2も豊富ですよ。
今回ご紹介した具材はどれも、ダイエットに最適。お味噌汁は、すぐに作れて栄養素もしっかりとれるので、小腹がすいたときにもおすすめです。むくみが気になる方は、減塩の味噌が◎。変わり種で、いつものお味噌汁をおいしく楽しく変化させてみてはいかが?