イライラの種は、普通に暮らしていても、転がっているもの。しかし、夜の世界で働くとなると、もはやそのストレスの大きさは、その世界を知る人にしかわからないものがありそうですよね。全然治まらないイライラ……そんなときには、どうやって対処するのがいいのでしょう?
■なぜイライラしているの?
一番しんどいのは、原因がわからないけどイライラしているとき。そんなときは、なににイライラしているのか、原因がわかるだけでも、かなり落ち着くと思います。
でも、イライラの原因は本当に人それぞれ。身体や心に疲れがたまっている、人間関係がうまくいっていない、お金が足りない、周りと比べてしまう……。このなかには、あなたの置かれた環境のせいでどうしようもないものもあると思います。
でもなかには、自分でなんとかできるものも。まずは、どれがなんとかなるもので、どれがそうでないのか、しっかりわけて考えることが大切です。
■原因がわかったらどうする?
イライラの原因がなんとかできるものなら、それを解決することに全力を注ぎましょう。たとえば人間関係なら職場を変える、嫌な相手とシフトがかぶらないようにするといったことがあげられます。シフトは、店長やマネージャーなどに相談しなければいけないので少ししんどいかもしれませんが、話さないことにはなにも変わりません。
お金のことなら、もっと給料が高い仕事を探すことを考えるのもひとつ。同じような職種でも、もっと高い給料を出してくれるところもあることでしょう。これを機に、職種を変えるというのもアリ。ガールズバーで働いている場合、キャバクラにいけば時給が上がるかもしれません。
なんとかできない場合にも、信頼できる人に相談するという手があります。たとえそれで問題自体が解決しなくとも、言葉にして吐き出すだけで、きっと楽になるはずです。
■それでもだめなら……?
気分転換になることをしてみましょう。趣味とか、そんな大げさなことでなくてOK。とりあえず、泣いてみるのは、精神科医もおすすめするとてもいい方法。涙には、苦しみや痛みを癒す力があり、ひとりになれる場所で泣くのは意外に効果的です。
趣味があれば、それに打ち込むのもひとつの方法です。買い物をしたり、スポーツをしたり、音楽を聴いたり、クラブで踊ったり。人によって解消法は違いますが、ストレスが溜まる前に、自分に合ったものを見つけていきましょう。
イライラの原因は、一人一人違うもの。その原因をはっきりさせ、解決できるものとできないものを、仕分けしていくのが解決の第一歩です。この記事が、あなたのイライラの解消に少しでも繋がれば。そして、楽しく夜のお仕事を続けていくためのヒントになれば幸いです。