夜のお仕事で売れるためには、美人だったり、かわいかったり、外見が必須条件だと思っていませんか? たしかに、容姿は売れるために大切な要素です。しかし、そんな美人じゃないのに、指名が途絶えない人気者の女性は、意外とたくさんいるもの。彼女たちはどうやって売れっ子になっているのでしょう?
◼︎愛嬌で安心感をプレゼント
お客さまは夜のお店に行く際、外見がきれいな女性に、相手してほしいと思っています。しかし、根本には「仕事で疲れた心を癒したい」「女の子に話を聞いてほしい」といった気持ちがあるものです。
そのため、美人だからといって高飛車だったり、愛想よく会話できなかったりする子よりも、愛想が良くて感じのいい子と楽しみたいと考えます。極端な話、愛嬌がない美人と愛嬌があるブスがいる場合、後者を選ぶ男性は意外と多いのです。
外見に自信が持てなくても、愛嬌を大切にして、にこにこ穏やかに振る舞えば、お客さまはあなたに安心感を覚えます。容姿で負けていたとしても、愛らしい雰囲気でお客さまが求めている存在になればいいのです。
◼︎売上よりも来店回数を意識
稼ぎたいと思うのは誰だって同じこと。お客さまに多くのお金を使ってもらって、売上を上げたいと思います。ただ、悲しいことに美人はおねだりしても「それだけの価値がある」と思われますが、容姿に恵まれないタイプの子が同じおねだりをすると「売上のことしか考えてない」と思われてしまう場合も……。
美人じゃない売れっ子は、身の程知らずのようなことはしません。美人の売れっ子のように、派手に売り上げを伸ばせないことを知っているからです。そして、最初から1度に多くのお金を使ってもらうことよりも、たくさん来店してもらうことに気持ちを向けます。
それによって、お客さまもまた会いたいと思うようになります。そして、「お金を使わせるために接客しているわけじゃない」と安心し、結果ずっと指名したくなってしまうのです。
◼︎営業感を見せない優しさ
売上を意識する気持ちを見せない重要性をお伝えしましたが、同様に、営業感を見せないことも、美人じゃない女性には欠かせません。
酷な話ですが、美人じゃない子が営業感をあからさまに出してしまうと、美人は許されることも、許されない場合があります。「営業=お金が発生するということ」ですから、がつがつした営業をかけてしまうと、見た目の印象とのギャップからマイナスな印象になってしまう場合があるのです。
美人じゃないタイプの女性は容姿が売りじゃないぶん、別の部分で好かれることが大切になってきます。そのためには、「お客さまが好きだからこその打算のない優しさ」がとても効果的。見返りを求めていない優しさを感じさせることで、美人に勝つ魅力を手にすることができるのです。
夜の世界で容姿に自信がないことは、ハンデに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。完璧すぎる女性がモテないこともありますし、ちょっと惜しい部分があっても愛嬌があれば特別な存在になれるからです。美人に真正面から対抗するのではなく、置かれた場所で咲く覚悟と勇気を持ち、自分の個性を生かすことができれば、きっと、指名客が絶えない人気者になれるはずです。